温度変換表(セ氏と華氏)
日本では、温度の表記について摂氏(Celsius)が使われています。
温度
摂氏 (°C : Celsius) | 華氏 (°F : Fahrenheit) |
---|---|
0 | 32 |
10 | 50 |
20 | 68 |
30 | 86 |
40 | 104 |
50 | 122 |
60 | 140 |
70 | 158 |
80 | 176 |
90 | 194 |
100 | 212 |
変換公式
°C→°F 1.8 x°C +32=°F °F →°C (°F – 32)x 0.555=°C
気候・平均気温・平均降水量
日本の気候は温和ですが、日本列島は南北に長く地形も複雑なため地域によって気候に違いがあります。仙台は北緯38°27′18″、東経140°52′11″(仙台市役所を基準)、日本の首都東京から北東に350km に位置しています。また、仙台にはみなさんの学ぶ東北大学をはじめ、多くの大学、短大等があり、学生が多く集まるところから「学都」や、緑の多い街として「杜の都」など言われています。
仙台は四季の変化に富み、季節の移ろいを楽しむことができる街です。寒暖の差は穏やかで、夏でも30℃を超える日は少なく、冬もマイナス3℃以下になることはまれです。15cm以上の積雪があるのも数日という、生活のしやすい気候です。仙台の平均気温と平均降水量は,次のとおりです。
梅雨(6月) | 夏(7月~8月) | 冬(1月~2月) | 台風時期(9月) | |
---|---|---|---|---|
平均最高気温 | 22°C前後 | 27°C前後 | 5°C前後 | 24°C前後 |
平均最低気温 | 16°C前後 | 21°C前後 | -1°C前後 | 19°C前後 |
平均降水量 | 約140ミリ | 約165ミリ | 約45ミリ | 約220ミリ |
服装について
仙台での季節ごとの服装の参考例をご紹介します。
春
(3月-5月)
トップス
- 長袖シャツ
- フリースジャケット
- カーディガン
- セーター
- ダッフルジャケット
- トレンチコート
ボトムス
- デニム/コーデュロイパンツ
- ウールスカート
- 厚手タイツ
夏
(6月-8月)
トップス
- 半袖Tシャツ
- 麻ブラウス
- 綿シャツ
- ルーズフィットシャツ
- 薄手カーデガン
- レインコート
ボトムス
- デニム/綿パンツ/麻パンツ
- 薄手のスカート/ワンピース
- 防水加工靴/長靴 (*梅雨時期)
秋
(9月-11月)
トップス
- 長袖シャツ
- フリースジャケット
- カーディガン
- セーター
- ダッフルジャケット
- トレンチコート
ボトムス
- デニム/コーデュロイパンツ
- ウールスカート
- 厚手タイツ
冬
(12月-2月)
トップス
- 保温インナー
- ウールセーター
- フランネル長袖シャツ
- 防寒用厚手コート
- 帽子、マフラー、手袋
ボトムス
- デニム/コーデュロイパンツ
- ウールスカート
- 厚手タイツ
- ブーツ (*特に積雪時期)
季節ごとの注意事項
四季折々の気候には、季節ごとにさまざまな課題があります。
ここでは、それぞれの季節に直面する課題とその対策について紹介します。
春/秋
花粉症
仙台では、春と秋に花粉症がよく起こります。花粉が空気中に放出されると、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目の炎症などのアレルギー反応が起こります。 花粉に敏感な方は、日常生活に支障をきたすほど不快に感じることでしょう。
対応策 :
外出時にはマスクを着用し、薬局で抗ヒスタミン剤を購入し、アレルギー症状を緩和させましょう。
夏
熱中症・熱射病
夏場は体温の上昇により熱中症になるケースが多くなり、ひどい場合は死に至ることもあります。 熱中症の症状には、疲労感、めまい、頭痛、吐き気、手足やお腹のけいれん、呼吸や心拍が速くなる、意識がなくなる、などがあります。
対応策 :
常に水分補給をする、日陰で暑さをしのぐ、外出時は日傘を使う、ゆったりとした通気性の良い素材の服を着る、氷嚢で冷やす、など。
室内のカビ
日本の梅雨時期、家の中に湿気がたまるとカビが発生し、健康に影響を与える可能性があります。カビは健康被害をもたらすだけでなく、壁や天井に永久的な汚れを残し、その損害を補填しなければならない場合もあります。
対応策 :
換気をよくする、除湿機を使う、結露はすぐに拭く、家の中の湿った場所には吸湿剤を使う、など。
食中毒
夏場は高温多湿のため、食品に付着した細菌の繁殖による食中毒が非常に多く発生します。
対応策 :
食べ物はすぐに食べる、食品の保存方法に気を付ける、肉はしっかり焼く、手をきちんと洗う、など。
冬
道路の凍結
仙台は冬になると、気温が0℃を下回り、道路が凍結して滑りやすくなることがあります。この時期は、凍結した道路で滑ってケガをすることがあるので、特に注意が必要です。また、路面が滑りやすくなるため、冬は交通事故も増えます。
対応策 :
滑りにくい靴を履く、自転車に乗らない、歩くときは注意する、など。自動車やオートバイを運転する人は、冬用タイヤに交換するか、車輪にチェーンを装着する必要があります。
インフルエンザ
厚生労働省によると、インフルエンザは毎年流行し、12月から3月にかけて感染のピークを迎えるとされています。
対応策 :
年に一度インフルエンザの予防接種を受け、衛生管理、バランスの良い食事、適度な休養を心がけましょう。
.東北大学では、インフルエンザ予防接種のための特別休暇を教職員に認めています。
水道管の凍結
気温が氷点下になると、水道管内の水が凍結し、ご家庭の水道に影響を及ぼしたり、ひどい場合には水道管の破裂を引き起こすことがあります。
対応策 :
2~3日以上留守にする場合、または気象情報により水道管凍結の恐れが懸念される場合は、水道管内の水を抜いてください。大家さんや管理事務所に水抜栓きの場所を確認し、その指示に従って水道管内の水を抜いてください。必要であれば、水道管を保温材等で保温してください。
詳細は下記をご参照ください。
- 仙台市水道局パンフレット (pdf) (*日本語のみ)
- 動画(*日本語のみ)
結露
冬場は湿度や室内外の温度差により、結露が非常に多く発生します。放っておくと、室内のカビ問題に発展することもあります。
対応策 :
結露はすぐに拭き取り、市販の結露防止シートや結露防止スプレーを使用しましょう。また、室内の換気を心がけましょう。